叔父さんの結婚式

2003年11月30日
“とうとうこの日がきてしまった”って感じでしょうか?
結婚する叔父さんとお姉ちゃんよりも、司会をする私よりも、慌てて心配してたのは祖父母。 
 
“私は出来ないコトはやりたいなんて言わないよ”と言っても信じては貰えず。
 

新郎・新婦のプロフィール紹介と内地ではない習慣のところはガチガチ原稿。
挨拶や余興をする人の肩書きのチェックは怠らずに。
ものすごく気を使ったのは、コレだけ。
後は、場の雰囲気でどうにでもしようと! 
 
 
“やってみないと分からない”
新郎・新婦が披露宴の時間配分について言ってたコト。
“自分が主役の披露宴が何度もあってたまるか!!!”とツッコムかおりん。 
 
 
 
挙式は教会式。
どうやらお姉ちゃんの親戚に牧師さんがいるらしく、結婚式場のチャペルで牧師さんが親戚であげる。 

 
風が強くてお姉ちゃんのベールが揺れる。
シンプルなドレスに長いベール。
とってもキレイだ。 
 
 

挙式に出席してから、披露宴まで2時間強。 
この時間、親戚の相手をしたり、余興の打ち合わせをしたり、お姉ちゃんの控え室を覗いたり、緊張する間もなく楽しかった。  
 
 
あっという間に披露宴開始30分前。 
音響さんとの打ち合わせをして、式場に入る。 
 
司会台に立って気が引き締まる。 
“どうか二人の思い出になりますように”とマイクに思いを込める。 
 
そして、今日は・・・
“天国の曾おじいちゃん・曾おばあちゃん。
今日はあなたの孫の結婚式です。司会をやるのはあなたのひ孫です。二人の幸せな日に力をかしてください”と心の中でお願いをする。 
 
沖縄は先祖を大事にする習慣があるので、きっと力をかしてくれるに違いないと。
内地にいる時には、考えないのに場所がらかな?
ついお願いしてしまった。 
 
 
マイクのスイッチを入れる。 
 
「おめでとうございます。お手元にございます、席次表のテーブルのお進みください。」と喋りだす。 
 
出席者全員がついて、入場の準備が出来たランプがつく。 
 
一呼吸おいて喋りだす。 
 
沖縄の地名は難しくて、かみそうになる。
私は早口だから、沖縄の人には聞きにくいかもしれないと、ゆっくり喋るコトに気をつける。 
 
乾杯まで行って、ホッと。
それでも余興の“トウガニーアヤグ”が上手く発音できるかドキドキ。
私にはウチナーグチ(琉球方言)では上手く言えない。 
  
 
ドキドキしながらもアドリブを入れたり、自分も楽しくなってきた。
 
 
突然妹からの耳打ち
「お母さんがアドリブ入れてもイイってよ」と。 
 
「もうアドリブだらけだよ」とかおりん。 


 
 

沖縄独自のもののタイミングは凄く難しかったけど、変な間が特に出来ることもなくお披楽喜までいけました。 
 
(・・・って、途中で式場の人が勘違いして、進行を止めてきたコトがあって、ミスみたいに見えてちょっと嫌だったな〜。) 

叔父さんもお姉ちゃんも幸せそうな顔。 
 
親戚一同にも大絶賛でした。 
 
「○○が喋ってるとは思わなかったよ」
「ギリギリで司会者が変わったかと思った」
「プロみたいだった」と。 
 
 
お世辞でもやっぱり嬉しい。 
 
今回の結婚式、牧師さんは新婦の親戚、披露宴の司会者は新郎の姪。
メイクさんは新婦の友だち。
ところどころで手作り感がすごいあったような気がしました。 
 


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